絹衣からのお知らせ
古都に春
春弥生。古都に春を呼び込むお水取りもたけなわとなりました。
近畿の春本番も、もう間もなくですね。
卒業式入学式を控え、お衣装選びに余念のない方もいらっしゃる事でしょう。
これらの式を見るに、まるで示し合わせたかのような袴姿がそろいます。
「余所様と被らない」事に気を取られ、突飛な装いになられるより、
すっきりとした品のある着姿を心がけてみられてはいかがでしょうか?
お婆様お母様より譲られたお着物でも構いません。
むしろ大切にとっておかれたお召し物の方が、
被る事もなくまた価値のある一品である場合も多うございます。
どうぞ、ご一考下さいませ。